AR(拡張現実)ってなに? 活用方法をまとめてご紹介!
みなさんはARという言葉をご存知でしょうか?
過去の記事でも、ARの種類についてご紹介しました。今回は具体的な活用方法をご紹介していきます。
関連記事:眼の前にツキノワグマが! ARを使った平面認識技術
ARとは?
ARとは、「Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)」の頭文字をとった略称です。日本語に訳すと「拡張された現実」。
つまり、現実世界を立体的に読み取り、仮想的に拡張する技術のことです。
言葉で説明すると難しく感じるかもしれませんね。
実際に使った動きを見てみましょう!
なんとなくどんなものか分かったでしょうか?
上記のようなフォトフレーム以外の使い方にもさまざまな活用方法があります。
今回はそんなAR機能をご紹介していきます。
ARの特徴
メリット
- アプリ不要!
ブラウザ上でAR体験ができるので誰でも気軽に参加できる - 共有しやすい!
二次元コード、URLリンクで簡単にシェアできます - コスト削減!
大きな看板などを作るよりも、コストを抑えて手軽に導入できます - 集計レポートを提供!
ログ分析でユーザーの行動を把握することで、次回の施策に活かせます
AR機能でできること
- 公開期間設定
イベント期間中のみ利用できるように設定できる(例:当日だけ、1週間だけなど) - GPS機能
特定の場所のみで表示されるような設定ができる(例:イベント会場、学内など) - リンク追加機能
指定のリンクボタンを設置できる(例:公式Webサイト、申込フォームなど) - 時間帯ごとに表示コンテンツ変更機能
1つの二次元コードに対して、朝、昼、晩など、特定の時間に応じて異なるコンテンツを表示できる - ランダム表示機能
1つの二次元コードに対して、複数コンテンツをランダム表示できる
ARの活用方法5選
上記でご紹介した機能を活用して、以下のような使い方ができます。
(1) ARフォトフレーム
webサイト・SNSでのURLリンクや二次元コード読み取りで、簡単に記念撮影ができます。
場所を選ばず利用できるため、会場の混雑解消につながります。
低コストなので、「マスコットキャラクターはいるけど、着ぐるみを作るお金がない…」というときにもおすすめです! 学校関係の行事であれば、学校名が入った写真を学生たちや来場者がSNSに投稿することで、学校の知名度アップを狙うこともできます。
<活用イメージ>
- 入学式、卒業式、成人式での記念撮影
- マスコットキャラクターとの記念撮影
- スポーツ選手・著名人との記念撮影
- 飲食店と人気キャラクターのコラボ企画
(2) ARスタンプラリー
フォトフレームや立体コンテンツのAR表現と併用して、スタンプラリーを行うことが出来ます。
アナログなスタンプラリー台紙と比べて、自動的にユーザーの行動データを収集できることが大きなメリットです。どこが良く読み取られているのか等、今後のマーケティングにも活用できるデータが手に入ります。
当日会場内でしか読み込めないようにするGPS設定も可能です。会場で景品を渡す形式だけでなく、申込フォームを使って後日郵送する形式にも対応可能です。
下記のようなシンプルな6個の形式だけでなく、ご要望に応じてさまざまなカスタマイズができるので、詳しくは昭文堂までお問い合わせください。
<活用イメージ>
- 謎解きスタンプラリー
- ショッピングモールでハロウィンのおばけ探し
- 都道府県・市町村の新施設プロモーションイベント
- 会社内のイベント
※シークレットモードを解除してご利用ください。
※二次元バーコード読み取りアプリを使うと、うまく動かない可能性があります。
(3) ARバーチャル試着
フォトフレームと同じ方法で、制服やコスチュームなどの試着が体験できます。
展示のみで着ることができないものなどの場合、AR機能を使えば実際に着た雰囲気を気軽に楽しむことができます。
<活用イメージ>
- 中学校・高校で新制服のバーチャル試着
- 警察・自衛隊などお仕事体験を兼ねたバーチャル試着
- 人気キャラクターになった気分を味わえるバーチャルコスプレ
(4) ARおみくじ
ランダム表示機能を使って、おみくじができます。
10種類まで登録することができ、表示する割合も自由に設定できます。おみくじの結果は、フォトフレームとして記念撮影することも可能です。
表示するコンテンツを工夫すれば、おみくじ以外の使い方もできるので、マンネリ化を防ぎリピート率の向上を狙えます。
<活用イメージ>
- お正月イベントでのおみくじ
- マラソン大会の運試し
- 受験生イベントでの占い
(5) 立体AR
物体が目の前にあるかのような体験ができます。
部屋の中に家具を置いたイメージを確認したり、人気キャラクターと会っている気分を味わえたりと、活用方法はさまざまです。インパクトが大きく、ついついARの周辺を歩き回って後ろ側を見たくなるので、世代を問わず盛り上がりますよ!
3Dモデルデータを作成する必要があるのでコストは大きいですが、平面的なものであれば比較的低予算で作成可能です。
<活用イメージ>
- ペーパークラフトの完成イメージを表示
- 絶滅した恐竜をARで復活
- 害獣を実寸で表示して怖さを体験
まとめ
アプリが要らないWebARは、手軽に導入できるだけでなく、効果的なプロモーションやユーザーエンゲージメントを実現するための強力なツールです。
それぞれの詳しい活用場面については、下記のデジタルブックに掲載しています。
興味がありましたら、「お問い合わせ」からぜひご相談ください!
僕もARの技術を使ってみんなと記念撮影したいな!