金城大学短期大学部美術学科さんの卒展ポスター・DMで蛍光ピンクを使いました!

今年の3月頭に、「第48回金城大学短期大学部美術学科卒業制作展」が金沢21世紀美術館にて開催され、その告知ポスターとDMを当社で印刷させていただきました!
その際に蛍光ピンクの特色を使ったので、比較画像とともに事例紹介をさせていただきます。
カラフルなデザインがさらに映えそう!と思い、ご提案
DMはもちろん、ポスターもA3サイズでロットも大量ではないため、印刷にはバーサファイアというオンデマンド印刷機を使いました。
デザインは毎年美術学科の学生さんが作るそうなのですが、今年はデザインがポップで色鮮やかなものだったので、「よければ特色で蛍光ピンクを使ってみませんか?」とご提案したところ、「ぜひ!」ということで今回は特色を使うことになりました。


蛍光ピンクありなしを見比べてみよう
「蛍光ピンクを使うってことは、ピンクのところだけ蛍光色になるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
データの調整方法は印刷内容に応じてさまざまなやり方がありますが、どの箇所に蛍光ピンクを何%…というような細かい作業をするのではなく、今回は全体的に蛍光色がプラスされるような処理をしました。
実際どれくらい変わるのか、比較写真を見てみましょう!


こうして比べてみると、ピンク色じゃないところも少し色味が違いませんか?
DMの上部にある赤やピンクのところは分かりやすく差が出ています。写真ではなかなか伝わりづらいかもしれませんが、全体的にコントラストが出て、紫などの色も明るく鮮やかになり、ピンクの部分はかなりパキっと蛍光色になっていますね。
印刷物の色彩表現を広げる蛍光ピンク
みなさんはCMYKやRGBという言葉を聞いたことはありますか?
紙媒体として印刷する場合は基本的にCMYK、Webやテレビ等の映像といったデジタル表示の場合はRGBを使います。
CMYKとは
主にポスター、雑誌、名刺など”印刷物”で色を表現するときに使われます。
Cyan(シアン)、Magenta(マゼンタ)、Yellow(イエロー)、Key plate(キー・プレート、blackにあたる)の頭文字を取った名称で、このCMYK の4版を掛け合わせて印刷するときの色を作っていきます。
(絵具を混ぜて色を作るときを思い出すと分かりやすいかもしれません。)
RGBとは
主にモニター、テレビ、スマートフォンなど”デジタル表示”で色を再現するときに使われる光の三原色のことです。
Red、Green、Blueの頭文字を取った名称で、この光の三原色を組み合わせて、色が生成されます。
(今この記事を見ているときのWebサイトの色は、RGBで作られています!)
比較画像を見ると、蛍光ピンクなし(CMYKのみ)の方は、全体的になんとなくくすんだ色味に感じた人もいたのではないでしょうか。
RGBは光なので明るく鮮やかな色域がとても多く、CMYKでは再現できない蛍光色に近い色も多く含みます。一方、印刷用のCMYKのインキ・トナーは、ピンク等の発色の良い色域を表現するのが難しく、くすんで見えてしまう場合があります。
そんなときに、蛍光色の特色印刷が活躍するんです!
まとめ
今回はオンデマンド印刷機バーサファイアで使える特色、蛍光ピンクの実例を紹介しました。
お客さまも比較の色校正をお渡ししたときに「全然違う!」と驚かれていて、特色ありの方に即決されていました。
この蛍光ピンクは、人物の肌色を鮮やかできれいな仕上がりにする印刷にも役立つので、実は活用の幅はたくさんあります。
今後もいろいろな事例を交えながら、どんな活用方法があるのか、ものづくりのヒントになる情報をお伝えしていければと思います!
蛍光色を使うと他のポスターよりも目立ってかっこいいね!