印刷を楽しむウェブマガジン「インタメ!」Produced by 田中昭文堂印刷

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  • 富山大学の2023年度卒業式・修了式でARオリジナルフォトフレームを実施!

    富山大学様より、「卒業式で学生の思い出に残ることをしたい」とご相談をいただき、ARを使ったフォトフレーム2種類と看板データを納品しました。
    こちらのフォトフレームは、大学公式サイトで告知を掲載してからすぐに反響があり、卒業式前後の1週間だけで2,000回以上の読み込みと1,000回以上の撮影があり、たくさんの方々にご利用いただけました。

    サンプルはこちらをクリック

    ARフォトフレームの使い方

    二次元コードから

    1. お好みのフレームを選んで、看板・式次第に掲載されている二次元コードをスマートフォンで読み取ります
    2. ブラウザが立ち上がり、フォトフレームが起動します
    3. カメラへのアクセスを許可します
    4. フレームデザインを2本指で操作して、フォトフレームの位置を調整します
    5. 被写体の位置を決めて撮影します
    6. 画面を長押ししてメニューから保存できます

    公式Webサイトから

    1. 富山大学公式WebサイトからTOP>イベント>令和5年度富山大学学位記授与式のページを開きます
    2. お好みのフレームを選んで、リンクをクリックします
    3. 以降は「二次元コードから」の(2)~(6)まで同じ操作でご利用できます

    卒業式典に関する本当のお悩みは?

    当初は、「等身大の表彰状看板を作るといくらくらいになりますか?」というご相談だったのですが、実際に打合せをしてお話を伺ったところ、下記のような課題が浮かび上がってきました。

    • 授与式の会場である総合体育館に立て看板を6つ設置しているが、どうしても混雑してしまうので解消したい・・・
    • 北陸地方で気候が不安定なため、天気に左右されにくいものにしたい・・・
    • なるべくコストが低いものにしたい・・・

    4つの方法をご提案

    そこで、看板以外のアプローチもあるのではないかということで、お客さまからの要望も含めた下記の4つをご提案しました。

    1. 屋内外にフォトスポットとなる等身大の看板を設置する
    2. 表彰状を模した画像データを作成して、公式サイトに掲載する
    3. AR機能を使ったフォトフレームを作成する
    4. オリジナルの卒業写真作成の特設サイトを設置する

    そして、「(3)AR機能を使ったフォトフレームを作成する」が採用されました。

    オリジナルARフォトフレームの良いところ

    良さはなんといっても手軽さです。スマートフォンがあれば、そして誰でもオリジナルフォトフレームで記念撮影ができます。
    場所を選ばず利用できるため、会場の混雑解消にもつながります。また、学校名が入った写真を学生たちがSNSに投稿することで、学校の知名度アップを狙うこともできます。

    4つのメリット

    • いつでも、どこでも、誰でも、二次元コードを読み取るだけで、簡単にオリジナル写真が撮影できる!
    • 学校名の入った写真を学生たちがSNSに投稿することで、知名度アップ!
    • 看板設置に比べて価格が半分以下と低コスト
    • データ納品なので場所を取らない!

    表示期間を絞る設定や、特定の場所でのみ使用できる設定を付けることもできるため、キャンパス内にいるユーザーのみを対象にすることもできます。フォトフレームデザインを毎年日付だけ変えて流用すれば、コストもかなり抑えることができます。

    利用数を集計したレポートを作成

    納品後、掲載期間内に何回フォトフレームが表示してもらえたか、そのうち何回撮影されたのか、詳しい集計結果を簡単にレポートにまとめてお渡ししました。年齢別男女比は推測値ではありますが、ターゲット層のおおまかな把握ができるので、とても便利です。

    こっそりと授与式当日に様子を見に行きました

    今回初めてAR機能を使ったご依頼だったので、様子を見に会場周辺に行ってきました。卒業生だけでなく、保護者の方や在学生がたくさんいて、たしかに混雑しそうだな~と感じました。
    ARフォトフレームの看板は、建物の正面左手、2階席から階段で降りてきて正面入口に向かう途中に設置されていました。ちょうど式典が終わった時間だったこともあり、たまたま保護者の方が撮影してくださっているところを見かけました!自分の納品したものが実際に使用されているのを見るととても嬉しいですね。

    当初検討されていた立て看板もインパクトがあって素敵ですが、どうしても金額面や保管スペース等の問題が出てきてしまいます。
    お客さまが抱えている本当の課題は何なのかを一緒に見つけて、今後もお悩み解決につながるベストな方法をご提案していきたいです。