チラシ、ポスターから、ウェブサイト、デジタルスタンプラリーまで! プロジェクトをトータルでサポート
「秋の鉄道マルシェ」開催!
令和6年10月13日と14日、IRいしかわ鉄道を舞台に、地域イベント「秋の鉄道マルシェ」が開催されました。
石川県様とIRいしかわ鉄道様が企画し、県内9つの駅周辺で、各市町が特色ある催しを展開する、大規模なマルシェ型イベントです。
各駅ごとに、地元特産品の販売や地酒の試飲、「鉄道の日」に合わせた鉄道模型の展示、ミニ新幹線の乗車体験など、さまざまなイベントが開催されました。
さて、イベントを成功させるためには、広報活動や誘客手段が非常に重要な要素となります。
石川県様から依頼を受けた私たちは、この「秋の鉄道マルシェ」の広報と誘客の企画を全面的にサポートし、イベントの盛り上げにご協力させていただきました。
打ち合わせから広がる提案の幅
石川県様との打ち合わせは、「なにを作れば良いか」といった、広報用の印刷物に関する基本的な相談から始まりました。
通常であれば、ポスターやチラシの発注を受け、その指示通りに制作するだけのケースもあります。ですが、「つくるのは昭文堂に、考えるのは一緒に。」をモットーに掲げる私たち。想定される以上の価値を提供したい! と考えました。
まずは、イベントのアウトラインを共有し、「秋の鉄道マルシェ」の情報をどのように広めるかから検討を始め、広報に必要なツールを洗い出していきます。
マストアイテムであるポスターやチラシに関しては、こちらから掲載内容を提案させていただき、ご担当者様とキャッチボールをしながら、ブラッシュアップを重ねました。
そのデザインについても、デザイナーと企画の意図を共有し、訴求したいポイントが何であるかに重きを置いて作業を行います。
より広く、より多くの方に、いつでもどこでもイベントの情報が入手できるよう、特設ウェブサイトの作成も提案。ポスター、チラシのデザインを継承する形で、非常に短期間(かつリーズナブル!)に作成することができました。
更に、集客効果を高めるための追加企画として、スマホによるデジタルスタンプラリーの導入を提案しました。
従来型のハンコを使ったアナログスタンプラリーが素案として出ていましたが、生活に密着したスマホを活用することで、より楽しく参加できる体験を提供できることを説明させていただき、採用していただきました。
スマホのデジタルスタンプラリー
私たちが提案したデジタルスタンプラリーのシステムは、スマートフォンを使って、訪れた駅ごとにスタンプをゲットするという仕組みです。
2次元コードを撮影するだけで簡単にスタンプが集められるので、子どもから大人まで幅広い層に楽しんでいただけます。
デジタル化することで、手軽さと新鮮さが増し、参加者のモチベーションを高めるだけでなく、収集データをもとに来場者の行動を把握しやすくなるという特典も生まれます。
また、私たちの提供するシステムでは、スタンプラリーと同時に、デジタルフォトフレームも楽しめるので、各駅でスタンプを集めながら、記念写真を撮影するという楽しみも増えました。
スタンプを集めた参加者への商品としては、震災にあった能登地域を応援する意味合いも込め、能登の特産品を導入することを提案。イベントの記念品としての価値を高めるとともに、参加者の意識が少しでも能登に向くようにしました。
また併せて、商品の購入から、当選者への発送までといった、イベント完了後の業務も行なっています。
結果的に、「マルシェ」はより多くの人々にアピールでき、広報活動も効果的に展開することができました。
参加者からは、「楽しかった」「来年も企画してほしい」といった好意的な反応が多く寄せられ、地域のにぎわいにも大きく貢献することができました。
提案型のアプローチで、お客様のプロジェクトの成功をサポート
田中昭文堂印刷では、ポスターやチラシといった印刷物を作成するだけではありません。
今回の「秋の鉄道マルシェ」のケースでは、チラシ、ポスターといった単品の発注に留まらず、イベント全体の企画に沿った広報を総合的に調整することで、プロジェクトを成功に導くサポートをいたしました。
一緒にアイデアを磨き上げ、必要なものを提案し、それを形にしていく。
「つくるのは昭文堂に、考えるのは一緒に。」こそが、私たちが提供するサービスの形です。
これからも、お客様の期待を超える提案力と行動力で、より多くのプロジェクトの成功をサポートできればと思っています。
「昭文堂さん、お任せします!」の一言で、俄然張り切っちゃうよね!