アイキャッチとして効果抜群! 蛍光ピンクの活用について
通常のカラー印刷はC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色をかけあわせることで様々な色を表現しています。
その4色にもう1色、特別な色を加えることで、より多彩な色の表現や効果が得られるのですが、そういった5色目の印刷は従来オフセット印刷機で印刷する必要があったため、追加コストも大きく、納期もかかってしまいました。
しかし、当社ではオンデマンド印刷機でも、5色目として使用できる色がいくつかありますので、小ロット対応も可能になり、より手軽に5色目を使った多彩な表現を楽しむことができます
今回はオンデマンド印刷機での蛍光ピンクの活用について、紹介させていただきます。
とにかく目立つ!蛍光カラーを使った掲示物
チラシやポスターをご依頼いただく際、いろんなチラシやポスターが貼られている掲示板に貼ることを想定されているため、とにかく目を惹くように、インパクトがあって目立つようなデザインにしたい、と相談をいただくこともあります。
そんなときに、内容にあわせて蛍光ピンクをいかしたデザインを提案させていただいています。以下の写真が実際に蛍光ピンクを使ったチラシを、蛍光ピンクを使わずに印刷した場合を比較したものです。
こうして比べると、右側の通常の4色だけで印刷したものは、少し濁ったように見えるのに比べて、蛍光ピンクを使うことで、よりビビットな発色となり、掲示物として人の目を惹きつける効果が期待できます。
チラシやポスターなどの掲示物だけでなく、リーフレットやDM、ショップカードなどでも、手に取ってもらうために蛍光ピンクの発色を活かすことで、アイキャッチとして様々なシーンで活用できます。
色を混ぜることで、蛍光オレンジや蛍光パープルも
この蛍光ピンクのインクは、通常のC(シアン)やM(マゼンダ)、Y(イエロー)のインクと混ぜることもでき、蛍光パープルや蛍光オレンジとすることも可能です。
4色だけでは再現できなかったハンコの朱赤を再現
また、この蛍光ピンクのインクを活用することで、通常の4色印刷では難しいハンコの朱赤の再現や、写真の加工においても蛍光ピンクを混ぜることでより鮮やかな色の表現が可能になります。
単純に蛍光ピンクと言っても、使い方が難しいかもしれませんが、実はこのように様々な使い方や効果があります。またオンデマンド印刷ですので可変印刷や小ロットから気軽にご活用いただけますので、機会がありましたら当社営業までお気軽にご相談いただければと思います。